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裏声が出ない人の原因と効果的な練習法を紹介します!

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この記事では

裏声が出ない人の主な原因

それぞれの症状に合わせた練習法を紹介していきます!

 

参考動画はこちら↓

 

裏声が苦手な人の典型的な声の出し方・原因

 

主な原因は

・厚い声の地声しか出ない

・声量が大きく張り叫ぶように歌ってしまう

 

この2つがほとんどだと思います。

つまり声帯を厚く、硬くしか使えない状態

裏声を出す時には声帯を長く薄く伸ばす力が必要になるのですが、

厚く硬くなっている声帯は伸ばしづらく裏声を出すのに必要な動きが出来ない状態にあります。

 

 

出ないから力任せ!!

高い声を出したいからたくさん息を使って無理やり!!

ん??喉が締まるぞ??

いやいや、でも頑張れば出るはず!!

苦しい〜!

 

こんな感じで続けていて、どんどん声の柔軟性を失っていく方はとても多いです。

そして歌唱時に限らず普段の話し声から分厚い声や大きい声で話すことが多い人にも裏声が出ないという症状が出やすいです。

 

このような人はいきなり裏声の練習をしてもすぐには上手くいかないことが多いです。

まずは普段の話し方、声の出し方から改善していきましょう。

 

(中には声帯を酷使したことが原因で声帯結節や声帯ポリープを作ってしまっている方もいます。裏声だけでなく、地声も上手く出せない、声が嗄れたり掠れたりなど違和感を感じる方は一度耳鼻咽喉科を受診することをお薦めします。)

 

 

 

それでは種類別、裏声の練習法を紹介していきます!!

 

ちなみに今日紹介するもの以外の裏声の種類と出し方に関しては、こちらの記事でも紹介していますのでぜひご覧ください。

裏声の種類と出し方、男女ともに効果抜群の簡単な練習法を徹底解説!

種類別、裏声の練習法

 

ざっくりと、

・息がたくさん漏れてる裏声

・息が少し漏れてる裏声

・息漏れしてなくて少し厚みがある裏声

・キンキンした裏声

・モワモワした裏声

 

大きく分けてみましたが、更に細かく分類することも可能でしょう。

 

さて、裏声が出ないといっても人によって症状は違います。

 

①息漏れのある裏声が出ない

②息漏れのない裏声が出ない

③裏声が全く出ない

 

あなたはどこに当てはまりますか?

では、自分の症状に合わせて練習してみましょう!

 

 

①息漏れのある裏声が出ない

【症状】声帯が開大したまま裏声が出せない

・息のスピードを速くして勢いをつけないように注意して、ゆっくり出してみる

・音域を高くしすぎない(男性 D4 E4、女性 G4A4あたり )

・喉(喉頭・喉仏)の位置を下げてみる

 

 

②息漏れのない裏声が出ない

【症状】声帯を閉鎖したまま裏声が出せない

・息のスピードを速くする

・フクロウの真似

・息の量少なく

・声量も小さく

 

 

③裏声が全く出ない

【症状】声帯を薄く使った声が出せない

・普段から大きい声や分厚い声で話す習慣をやめる

・地声で優しく話してみる

・リップロールを裏声の音域で

・ハミング(鼻から息が流れてる状態)で、たくさん息を出すようにする

・喉が絞まる人は高くしすぎないように注意

・張り上げしか出来ない人は、そのまま張り上げて音域を高くしていって最終的に絶対ひっくり返す

 

 

今回紹介したのはこんな感じです!

いかがでしたでしょうか?

 

裏声が全く出ない人は、息漏れのある裏声でも息漏れのない裏声でもいいので

まずは1つ見つけていきましょう!

 

 

注意点

・息の量を増やすのはやめましょう!!

ここは勘違いしやすいところではあるのですが、裏声だから息の量を増やす!って思いがち。

実際は本当に少ない量でいいのです。

たくさん吐こうと思ってるあなた!!

もしかしたら、それが原因でいつまで経っても裏声が出ないのかも!?

 

では裏声が全く出ない人が出るまでにどれくらいかかるのでしょうか??

一発で出た人・・・

 

奇跡

 

現在の状態にもよりますが、初めて裏声が出せるまでに最低3ヶ月…頑張ってみましょう。

いろんな練習をしたのに、出ないからすぐ諦めるのはもったいない!

 

3ヶ月、半年・・・

 

長く感じるかもしれませんが、歌で安定した声を出すにも、高い声を出すにも裏声は必須です。

これから先、ストレスなくずっと歌っていきたいならば、たとえ2年かかっても裏声を手に入れる価値はあります。

 

独学じゃ続かない人、不安な人は是非レッスンに。

1人でやるよりも早いし、確実だと思います!

 

 

しっかり正しく練習できれば

裏声は必ず出せます!

頑張りましょう!

 

 

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