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【ボイトレ】お腹から声を出す方法を完全攻略【腹式呼吸】【ミックスボイス】

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皆さんが一度は聞いたことがあるであろうこのフレーズ…

 

「お腹から声を出しなさい」

 

今回のテーマはこちらです。

ただ、実際言っている意味がよく分からなくないですか??

だってお腹から声なんて出ないんだから。

声の源は喉(声帯)でつくられ、そのほとんどが口から出ます(もう1つの選択肢は鼻)。

 

のにも関わらず、なぜ「お腹から」という表現になるのでしょうか??

この表現になる理由があるはずです。

 

 

この疑問を晴らすために「お腹から声を出す」をどのように理解し、活かしていけば良いのかを解説・実践していきます!

 

 

【この記事を是非読んで欲しい方】

・お店で店員さんを呼ぶときに声が届かない

・話していてよく聞き返されることが多い

・歌っているときに声量が出ない、高い声で力んでしまう

・大きな声を出そうとすると喉が締まる

・正しい歌い方が分からない

 

 

これだけ例を挙げたので、どれかに当てはまる人がほとんどかと思います笑

それでは本編に入っていきましょう!

 

動画はこちら⬇︎

【ボイトレ】20分で「お腹から声を出す方法」を完全攻略【腹式呼吸】【ミックスボイス】

 

 

「お腹から声を出せ」は実はある「身体の状態」を切り取った言い回しである

 

皆さん、まずは自分が大きな声を出せる人になった想像をしてみてください。

実際に本当に、大きな声や響いた声を出せている自分を想像してみてくださいね。

 

では、あなたがその大きな声の出し方を他の誰かに教えようしたときに、

「お腹から」というワードを使ったとしましょう。

 

⬇︎

 

なぜこの言葉を使ったかって、少なからず「お腹で頑張っている」ような感覚を感じているからではないでしょうか??

逆にそうじゃなかったら「お腹から」って言わないですよね?

 

 

では「お腹から声を出す」ときの「お腹で頑張っている」とは何か??

 

 

それは「お腹で踏ん張れ」ということ

 

であり、もっと詳しく言うと

 

「お腹含め、身体全体で息の量をコントロールしろ」

 

ということなのではないかと考えています。

 

⬇︎

 

さて、「お腹から声を出す」と聞くと「腹式呼吸」を思い浮かべる人が多いはずです。

これどう言ったイメージがありますか??

 

その言葉の持つ意味を考えると「息を思いっきり強く吐き出す」という理解にいきがちではないでしょうか??

 

例えば、ドッグブレスとか吸ったときにお腹を膨らませるとか!

なんと、これで逆に多くの人が大きな声や響いた声から遠ざかるという現実があります。

 

⬇︎

 

ここに大きな勘違いがあり、実は「腹から声出す」というのは

 

「お腹含め、身体全体」を使って吐き出す空気の量を少なく保て!

ということ!!

喋ったり歌ったりするのに、息の量は少なくて全然大丈夫。

豊かに自由に歌うために呼吸量を増やすことが、理想の歌の呼吸法やボイトレでは決してないと考えています。

 

先ほどの例のような練習や、腹式呼吸を強く意識されている方は今すぐ見直した方がいいかもしれません。

 

 

 

 

効果的な練習法を紹介!

 

それではここから実際に「お腹から声を出す方法」を一緒に確認してみましょう!

 

①男性、女性ともに楽な音域で声を出すときに全力で息を吐かないように身体で踏ん張ってみる

このとき身体に力は入っているものの、決して喉には力みをつけないようにすること。

喉で無理に息を制限しようとすると俗にいう喉締めのような苦しい体感になると思います。

 

②身体で踏ん張るポイント

・身体の前のベルト(腹筋群)と身体の後ろのベルト(背筋群)を拮抗させるようなイメージで

・内側から360度すべての方向へ身体を広げようとするイメージで

・実際には吐いているけれど、全力で息を吸いながら声を出すイメージで

・オナラが出そうなくらいなイメージで

 

できれば鏡を見ながら自分の身体の動きの癖を確認しながらやるといいです。

これをまずは小さな声でも大きな声でもやっていきます。

必ずバランスよくやってくださいね。

 

高い音になるにつれて怖くなって身体の力を抜いたり喉を力ませたりしたくなるはずだけど、このときにさらに身体の踏ん張りを増やすこと!がポイントです。

 

③この意識をしっかりつけた状態で音程をとったり実際に歌ってみる

ほとんどの人がある程度高いところにいった時点で喉に力みが出てくるのを感じるはずです。

その力みが出始めた音あたりを目印にして、まずはその手前までを徹底的に練習しまくることが大事です。

 

高音域開発は力任せに急がずに、まずはできるところをより安定させていきましょう!

 

今回紹介した意識をしっかりと守ることで、比較的安全かつ効率よく大きな声、高い声に挑戦できるはずです。

「お腹から声が出ている」と思われる友達や知り合いを観察してみてください。

割とナチュラルにグッと身体に力が入って支えられている場合がほとんどです。

そういうナチュラルにお腹や身体全体のサポートを借りて声を出せている人たちが語る大きな声を出す方法が…

「お腹から声出せ」

 

 

だったりするわけです。

 

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