あなたは裏声を出すことができますか？？

また、その裏声を自由にコントロールすることができますか？？

 

この記事では…

1. 裏声が全く出ない方
2. 出るけど苦手な方
3. もっと自由に使える裏声の種類を増やしたい方

 

を対象に効果的な練習法を種類別に整理しながら紹介していきます！

（動画での解説は一番下から）

 

ほぼ全員ですね！笑

 

それではまずは練習法より先に裏声を上手く出せることによってどのような効果があるのかをみていきましょう！

 

 

〜裏声を上手く出せることのメリット〜

 

①歌の中で使える声の種類が増える

そもそも裏声を全く出せない方にとっては、「よく歌うあの曲のあのフレーズだけどうにもできなくて…」というような

裏声に対する絶対的な苦手意識と、自分には出せる声ではないというある種の諦めがあったりします。

 

ですが、裏声自体はそこまで難易度の高いものではなく誰にでも出せるようになるものですから、練習を重ねて裏声が出せるようになれば歌の中で高音が続いてもとりあえずは裏声で対応できるようになります。

 

実はこの「とりあえずは」というのがとても大事で、

多くの方が強い地声で張り叫んで高音を歌おうとしますが、

まずは無理せずに綺麗に裏声を使う練習をするのがとてもオススメです。

 

喉の負担も軽減できますし、結果的に安全に音域を伸ばす「声の開発」に繋がりやすいです。

 

また、裏声は出せるけれども同じパターンの裏声しか持っていないという方は、

後ほど紹介します数種類の裏声を使えるようになるだけでも圧倒的に歌が変わってくるはずです。

 

 

 

②ミックスボイス開発に効果抜群（というか必須）

裏声を自由にコントロールして使えるということは、喉がそれだけ柔軟で高い機能性を有しているということになります。

多くの方が憧れる「地声で高い音を歌いたい」「ミックスボイスを使えるようになりたい」などの願いを叶えるためには、

ただひたすら地声で叫びまくるのではなく、裏声の機能を拡張し、喉の柔軟性を高める必要があります。

 

一見あまり強い高音域に関係なさそうな裏声が、実は物凄く高いボイトレ効果を発揮するのです！

私たちconnectのレッスンでも裏声が苦手な生徒さんにはまず徹底的に裏声系のエクササイズを勧めます。

 

 

それでは、次で裏声の練習法を種類別でみていきましょう！

 

 

 

①息ダダ漏れの裏声

まず一番最初に挑戦してみて欲しいのが、この「息ダダ漏れの裏声」です。

ため息のイメージが最も近いかと思いますが、温泉などに浸かったときに思わず漏れてくる「ふうぅ〜」という声をイメージして、これを少し高めの音で出すようにすると裏声が分かるかもしれません。

また、これは肺に入っている空気を３秒以内くらいで吐ききるようにやってみてください。

また、吐き切ろうとして強いアタックをつけて声を出し始めてしまう人が多いですが、これは「息を強く吹く」とは違うので注意です。

 

あくまで最大限リラックスして力が抜けた瞬間をイメージして裏声を出してみてください！

 

 

 

②息漏れのない裏声（浅め）

先ほどの息ダダ漏れの裏声の真逆で、今度は徹底的に息の量を少なく！

息の音が一切聴こえないように（音しか聴こえない）裏声を狙って出してみましょう。

 

大抵の方がこの①息ダダ漏れの裏声 or ②息漏れのない裏声のどちらかを明確に狙おうとすると裏声を出せるようになる確率が高いように思います。

 

息漏れのない裏声の中でもまずは「浅め」な裏声から。

※なんとなく「声が浅い」という表現で伝わるといいなと思いますが…具体的には喉仏（喉頭）のポジションが高い裏声を言います

 

何かしらキャラクターや人物、動物などのイメージを持って声を出してみると上手くいくことが多いです。

ex）

タラちゃん

クロちゃん

リトルグリーメン

幼児

 

 

 

③息漏れのない裏声（深め）

今度は「深め」な裏声を。

こちらは喉仏（喉頭）のポジションが低い裏声を言います。

可能であればできる限り喉を下げて発声できると喉の柔軟性が高まるはずです。

 

ex）

ミッキー

巨人

 

 

 

④吸気の裏声

「吸気」とは息を吸うこと。

吸いながら声を出すことを「吸気発声」と言います。

明石家さんまさんの引き笑いなどは実は吸気発声、しかも裏声です。

 

「ホーーーーーーウ」

と吸いながら。

 

慣れていない方がほとんどなのですっごく気持ち悪さがあるかもしれませんが、

単純に吸いながら声を出そうとしてみてください。

 

 

恐らくとても低い声か、逆にとても高い声がやりやすいのでは？

 

 

この高めの声を狙って出そうとすると裏声が見つかる可能性があります！

 

これは単純にそもそも裏声が出ない方にも有効ですが、

もっと裏声の音域を高く伸ばしたいという方にも効きます。

 

吸いながら裏声の最高音を目指して裏声を出してみてください。

その後に通常通りの出し方で出してみるとなぜか出しやすい…となりませんか？？

 

 

いきなり歌でなんとかしようとしない！

裏声が分からない、苦手な方はまずは単発で裏声を出せるかチェック＆その安定を図りましょう。

 

また、すでに裏声を出せる方は少し難しめの音階に挑戦するなど、どんどん実際の歌唱に近い状態で練習を繰り返してみてください。

もちろん今回紹介したいろんな種類の裏声を使えるといいです！

 

それぞれの裏声のポイントを意識しながら毎日５分ずつでも空いている時間にボイトレしてみてくださいね。

きっと効果が出てくるはずです！

 

最後に、今回の内容は動画でも紹介しております！

是非チェックしてくださいね！！

【ボイトレ】裏声の出し方を徹底的に教えます！

 

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